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 現在のアパレル産業全体では、海外生産や輸入が多くなる傾向となり、一方、日本での繊維産業の場は、30年前の事業所数から4分の1まで減っています。


 昨今では「職人」や「世界に誇れる日本のものづくり」という言葉などがメディアでもよくピックアップされ、ものづくりを支える「人」や「信念」などが再評価される機会も増えていますが、実際の現場では、人手不足や継承者がいない。中々新しい取り組みにも進めないなどと、事業所数が減る要因となりうる問題を、会社それぞれが抱えています。


 私自身、ものづくりの場に関わらせて頂いている中で、はっきりと気づいたことは、「生み出す(創造する)」立場がどれだけいいアイデアを思いついても、それを「作り出す環境(土壌)」が豊かにならないと、日本のものづくりとして誇れるものを世に出すことは出来ないということでした。


 そう感じたことをキッカケに、これまでお世話になり、またこれからもお世話になるべき「作り出して頂いている方々」へ向けて、何かお手伝いできることはないかと思い、活動を開始しました。

働く土壌の改善と向上から、ものづくりの発展に繋げていく。

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